7±2数字記憶スパンテスト

No. 08

数字スパンの測定方法と精度 — このテストのルールと限界

標準的な数字スパン課題はどう実施されるのか、このサイトは何が同じで何が違うのか、端末や環境が結果に与える影響を率直にまとめました。

数字スパンテストは単純に見えますが、提示の速さ・方法・中止のルールによって点数が変わります。このサイトがどのように測っているのか、結果を解釈するときに知っておくべき限界をまとめました。

標準的な課題の進め方

知能検査や神経心理検査で使われる数唱課題では、一般に検査者が1秒に1桁の速さで数字を読み上げます。各長さに2回の試行があり、同じ長さの2試行を両方とも間違えると中止します。決められた数字の列と採点方法、年齢別の基準がセットで標準化されています。

このサイトのルール

  1. 開始桁数(標準は3桁)から始めます。
  2. 正解すると1桁増えます。
  3. 間違えると、同じ長さの新しい数字の列でもう1回挑戦します。
  4. 同じ長さで2回間違えると終了し、一度でも正解できた最長の桁数が点数になります。
  5. 最大24桁まで続き、すべて正解するとそこで終了します。

標準課題と違うのは、各長さで1回目の試行に正解すると、2回目の試行をせずにすぐ次の長さへ進む点です。時間を短くする代わりに点数の計算方法が変わるため、標準検査の粗点と同じ尺度ではありません。

数字の列の作り方

提示方法

方法提示性格
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一括表示数字の列全体を桁数 × 設定時間だけ表示目で見渡してまとめやすく、最も甘い条件
1桁ずつ設定した間隔ごとに1桁(間隔の75%のあいだ点灯)標準課題に近い系列の記憶
聞き取り音声合成で設定した間隔ごとに1桁ずつ読み上げ標準課題と同じ聴覚提示、音声の品質の影響を受ける

提示されているあいだは入力を受け付けず、数字が消えてから入力できます。提示中にほかのタブに移ると、その提示は無効になり、新しい数字の列でやり直します。入力には時間制限がないため、入力の速さや画面のリフレッシュレートは点数に影響しません。

精度に影響するもの

この結果でできないこと

このサイトは、パーセンタイル、年齢と比べた点数、「IQ換算」のような比較を表示しません。そうした比較には、標準化された手順と標本から作られた基準が必要で、このツールの条件はそれとは異なります。結果は楽しみとセルフチェックのためのものであり、知能検査や医学的な診断の代わりにはなりません。

参考:Wechsler, D. (2008) WAIS-IV Administration and Scoring Manual, Pearson · Jacobs (1887) Mind 12:75–79

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